「DX(デジタルトランスフォーメーション)って、結局なに?」
「なんとなくDXのイメージはつくけれど、具体的によくわからない」
そんな声をよく聞きます。
理由の一つは、自分ごとになっていないから。
いくらセミナーに出たり、本を見てもDXが何か肌感では分かりません。
実際に体感するのが一番!
実際に営業プロセス見える化ツールを作ることで、DXを体感していただく記事を何回かに分けてお届けします。
今回の記事では、作り上げるツールのイメージを掴んでいただきます。
DX人材になりたい方は必見です!
目次
営業プロセスダッシュボード作りでDXを体感できる理由
営業プロセスダッシュボード作りをすることで、DXを体感できる理由は次の3点。
- 身近なテーマなのでデータ活用をイメージしやすい
- 具体的なデータを利用するのでイメージしやすい
- 初学者がつまずきやすい部分をフォローするので置いていかれない
詳しく見ていきましょう。
身近なテーマなのでデータ活用をイメージしやすい
営業活動はトヨタでも中小企業でも必ず行う活動です。
たとえ営業したことがない場合でも、見込みのお客様と商談することで受注につながることはお分かりでしょう。
営業活動は身近なテーマなので、データを活用するイメージがつきやすいです。
具体的なデータを利用するのでイメージしやすい
今回作るツールは、営業活動のステータスと日付を残す仕組みです。
具体的なデータを登録するところから始めるので、唐突感がなくイメージしやすくなります。
データを登録するツール部分も一から作ります。
そのため、単純作業になりやすいデータ登録作業も楽しみながら実施できます。
登録はスマホのモバイルアプリからも実施可能。
アプリを自分で作り、動かせる感動も味わえます。
初学者がつまずきやすい部分をフォローするので置いていかれない
私たちはIT活用経験ゼロから、DX人材を育成した経験があります。
そのため、ツールをゼロから作り上げる際につまずきやすい部分がわかります。
予めつまずきやすい部分のフォローを手厚くしたコンテンツなので、置いていかれる心配がありません。
DXを体感するためのステップを低く作っています。
作り上げるDXツールの完成イメージ
完成イメージは上の画像のような形になります。
- データが登録されていく場所
- データを登録するアプリ
- データをまとめて可視化するアプリ
この3点です。
アプリを作るためには、Google系の無料ITツールを活用します。
詳しく解説しますね。
利用するGoogle系無料ITツールについて
Google系の無料ITツール3種類を活用します。
- データが登録されていく場所:Googleスプレッドシート
- データを登録するアプリ:GoogleAppSheet
- データを可視化するアプリ:Googleデータポータル
それぞれ詳しく解説します。
Googleスプレッドシートとは?
Googleスプレッドシートは、エクセルのような表計算ツールです。
エクセルを使ったことがある方なら、おなじみの画面ですね。
エクセルと大きく違うのは、無料で使え、パソコンやスマホでも関係なく利用できること。
エクセルで利用できる機能はほとんど使えます。
今回はデータを登録する場所として利用します。
AppSheetとは?
AppSheetとは、グーグルが提供しているアプリを簡単につくれるITツールです。
無料でアプリを作ることができます。
Googleスプレッドシートに作った登録データを元に、アプリが簡単に作成できます。
難点としてはメニューが英語で日本語化されていないこと。
細かくサポートしていきますのでご安心ください。
Googleデータポータルとは?
Googleデータポータルとは、データの可視化をするためのITツールです。
BIツール、ダッシュボードツールなどとも呼ばれます。
こちらも無料。
一般的にこの手のITツールは高額ですが、Googleデータポータルは無料。
DXを一番体感できるツールでもあります。
このツールでデータを可視化する経験が増えると、DX人材としてどこでも通用するはずです。
他のツールを使わない3つの理由
今回利用するツール以外にも、さまざまなITツールがあります。
例えば、エクセルですね。
他のツールを使わない理由は3つあります。
- ほとんどが有料だから
- ツールそのものに制限や独自仕様が多く、DXを体感できないから
- そのツール以外のツールと互換性が乏しいため、拡張や展開が難しいから
今回使う3種類のツールは、Googleアカウントが1つあれば、すべて無料で利用できます。
また、今回お伝えする方法は汎用的な手法です。
たとえ将来あなたが転職するなど、他のツールを利用することになっても、一度身についたスキルを活用できます。
もちろん、今回挙げたツールのデメリットもあります。
カリキュラムの中で、注意点としてお伝えしますね。
営業プロセスダッシュボード作りでDXを体感できる理由のまとめ
ここまで営業プロセスダッシュボード作りでDXを体感できる理由をお伝えしました。
最後にまとめますね。
- 身近なテーマなのでデータ活用をイメージしやすい
⇒営業活動はどの企業でも行っている - 具体的なデータを利用するのでイメージしやすい
⇒唐突感を受けることがない - 初学者がつまずきやすい部分をフォローするので置いていかれない
⇒IT初学者の育成経験を基にしている
今後、本ブログでカリキュラム記事を追加していきます。
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