「わたしは今までITから逃げてきたからDX人材になるなんて無理」
「文系だからDX人材になるのは無理でしょ?」
そんなあなたに伝えたいことがあります。
過去は変えられないが未来は変えられる
ということ。
今回は、DX人材が意識すべきことをお伝えします。
目次
文系だからDX人材になるのは無理?
DX人材でなく「DXクリエイティブ人材」を目指しましょう!では、DX人材とはただITに詳しいだけではいけない、とお伝えしました。
記事では、課題感をもってIT関連情報にアンテナを張って過ごすことが大事とも伝えています。
今回は、DX人材が意識すべきことをお伝えします。
それぞれ詳しく解説しますね。
DX人材は過去を悔やむ必要はない
たとえ文系の大学を卒業し、ITに触れてこなかったとしても、DX人材になれます。
ただ、怖いのは「どうせ文系だから分からない」とか、「ITを避けてきたのに今更?」といった考え方です。
過去は関係ありません
なぜなら、過去は変えることができないから。
あなたの残りの人生で、今日が一番若い日です。
過去をくよくよ思い出す暇なんてないですよ!
DX人材は未来を自分で変えることができる
DX人材は、「課題感をもってIT関連情報にアンテナを張る人」です。
いまは世の中にない新しいIT技術が、あなたの周囲にある課題を解決できる可能性は高いです。
大事なことは、周囲にある課題を自分の課題とすること。
たとえば、職場で考えてみましょう。
なにか困った人はいませんか?
いつも忙しそうにしている人はいませんか?
悩みやグチを聞いてみることをオススメします。
その課題は直接的にITに関わらなくても大丈夫。
そういった意識をもち、職場を眺めることで、自然と「いまの課題」が見えてきます。
できれば、課題を書き留めておきましょう。
課題を解決したい
こう考えられれば、完全に未来を見ていますね。
そこにITを絡めることができれば、立派なDX人材です。
文系だとかITの経験がないとか、既に関係がない状況になるでしょう。
DX人材は「思考」に注意するべき3つの理由
最後にひとつ、DX人材として意識しておくべき大事な「思考」についてお伝えします。
あなたは、こんな格言を聞いたことはありますか?
思考に気をつけなさい。いつかそれが言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。いつかそれが行動になるから。
行動に気をつけなさい。いつかそれが習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。いつかそれが性格になるから。
性格に気をつけなさい。いつかそれが運命になるから。
一説では、マザー・テレサの言葉とも言われていますが、諸説あります。
この格言をわたしはとても大好きです。
初めて知ってから10年ほど経ちますが、良くも悪くもこの通りになったと感じています。
さて、DX人材として「思考」に注意すべき理由は、考え方次第でゴールが変わるから。
たとえば、スタートは同じだけれど思考が違う2人のケースを考えてみましょう。
Aさん | Bさん | |
思考(スタート) | 文系だからDX人材になるなんて無理に決まってる | 文系だけど、DX人材になれたらいいな |
言葉 | DX人材なんてITオタクしかできないんでしょ? | DX人材になるには何が必要? 課題を見つけITで解決できないか考えるのが大事だって |
行動 | ニュースや新聞からIT情報を読み飛ばす | あらゆる課題を見つけようとする 必要なIT情報がいつの間にか集まっている |
習慣 | IT情報を毛嫌いする | 知らないうちに課題を集めている |
性格 | ITなんて嫌い | 身近な課題を解決していると感謝されるので心が安定する |
運命(ゴール) | 人生100年時代、取り残される | なくてはならない人になっている |
いかがでしょう?
スタートである「思考」がどれだけ大事なのか、イメージできたのではないでしょうか?
あなたはAさんになりたいですか?
それとも、Bさんになりたいですか?
文系がDX人材になるのは無理? まとめ
文系だろうがなんだろうが、DX人材になることはできます。
大事なことは次の3つを意識することです。
「国内のデジタル人材が2030年には45万人足りなくなる」と予想される今、あなたがDX人材になれる大きなチャンスです。
この記事でお伝えしたポイントを常に意識し、DX人材になりましょう!