「DX人材はどんな能力が必要になるの?」
「大学でIT関連の勉強をしていないとDX人材になれないの?」
そんな疑問にお答えします。
DX人材は時代に求められていますが、まだまだ足りていません。
経済産業省からは、「デジタル人材が2030年には45万人足りなくなる」と正式な見解が出ています。
大学でデジタル技術を学んだ学生は、資本力のある大企業が高待遇で採用を強化。
そのような人材は数が限られているため、大企業同士が取り合いをしている状況ですね。
このような背景から、学び直しでDXクリエイティブ人材となると大きなアドバンテージになります。
目次
DX人材が求められる理由
あなたも、日経新聞の記事などで「新卒でも最高年収1000万」などの記事を見かけたことがあるのではないでしょうか?
どのような学生が対象かというと、ずばりIT人材です。
三菱UFJ銀行では、2022年春の新卒採用にて、デジタル人材などを対象とした採用システムを導入。
能力により、最大年収は初年度から1000万円も可能となる制度です。
IT,電機大手のNECは、研究職希望で学会での論文採用実績などがある優秀な新卒社員に対し、年収1000万円を可能とする制度が立ち上がっています。
参考
⇒三菱UFJ銀行、新卒年収1000万円も デジタル人材を確保(日本経済新聞)
⇒NEC「新卒年収1000万円」の衝撃 年功序列の廃止か、「三流国への没落」か(ITメディア)
DX人材は業種を問わず求められています。
2022年現在、AI関連研究の真っ最中なので、統計学や数学の院卒人材がクローズアップされています。
一方で、今後は開発ブームも落ち着き、AIやRPAを活用できる人材こそが市場で大量に求められるようになるでしょう。
大学でIT関連の勉強をしていなかったらDX人材になれない?
ITの勉強を大学や大学院で身につけていないからDX人材になれない?
そんなことはありません。
特に、DXクリエイティブ人材になるには今からでも十分可能です。
その理由は、現在は「VUCAの時代なので変化に対応できる人材が必要」だからです。
VUCAについて詳しく見ていきましょう。
VUCAの時代
V Volatility … 変動性
U Uncertainty … 不確実性
C Complexity … 複雑性
A Ambiguity … あいまい性
現在はVUCAの時代と言われているのをご存じでしょうか?
VUCAとは、ビジネス環境や市場、組織、個人などあらゆるものを取り巻く環境が変化し、将来の予測が困難になっている状況を意味する造語のこと。
Volatilityは変動性、Uncertaintyは不確実性、Complexityは複雑性、Ambiguityは曖昧性という、4つの単語の頭文字から成ります。
VUCA時代に求められる能力
VUCAの時代、私達に求められるものは、どのような能力でしょうか?
それは、
常に変化する時代に合わせ必要なスキルを獲得できる能力
です。
このような能力を身につけるため、少し先の未来を予測し、スキルアップを目指しトレーニングすることができます。
DXクリエイティブ人材として、今から来るべき時代に準備してみてはいかがでしょうか?